飛騨の匠学会の概要OUTLINE
飛騨の匠学会年表
年月日 | 事業内容 |
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2000(平成12)年3月 |
「飛騨木工連合会創立50周年記念誌」及び「飛騨の匠誌」 編集委員会発足(担当部長野尻) |
2000(平成12)年5月 | (協)飛騨木工連合会創立50周年を迎える (1950・昭和25年5月創立) |
2000(平成12)年8月 | 創立50周年記念講演会「飛騨の匠の実像にせまる」 講師 八賀晋先生 |
2000(平成12)年10月 | 広報部、河合村の安達氏を現地取材 「止利仏師生誕伝承について」 (北村繁、尾花、梶田) |
2000(平成12)年12月 | 広報部、奈良法隆寺などを現地取材 (小川三夫氏対談) 参加8名 |
2001(平成13)年9月 | (協)飛騨木工連合会 創立50周年記念式典 (於/飛騨・世界生活文化センター) |
2002(平成14)年3月 | (協)飛騨木工連合会 創立50周年記念誌 『飛騨から世界へ』出版 (1.000) |
2002(平成14)年5月 | 『新・飛騨の匠ものがたり』出版 (初版3,000) |
2002(平成14)年7月 | ① 上記出版記念「飛騨の匠と文化」シンポジウム開催 (匠学会設立提言起こる) 司会/田中優子 パネラー/八賀晋、早川万年、伊藤ていじ、田中彰氏、地場産でのパーティで学会設立案が浮上した ② 高山市「総合観光パンフレット」飛騨の匠の項について訂正申し入れ 従来は「飛騨は山国で税が払えなく、その代わりに都へ行って働く・・」との貧国的文面を、「律令制定以前より顕在していた飛騨の匠の技を・・」と技術的イメージコピーに変更申し入れ、翌2003(平成15)年版より改訂 |
2002(平成14)年9月 | ① 「飛騨の匠と文化」展開催 暮らしと家具の祭典併催(於/ビックアリーナ) ② 「宗和流茶会」開催 同上展で併催(於/重文・松本家) |
2003(平成15)年8月 | ① 飛騨の匠学会設立総会開催 21名出席 会長/北村斉(於/地場産ビル) ② 国府町宇津江「海具江古墳」見学会 参加14名 現地説明/八賀晋先生 ③ 再版『新・飛騨の匠ものがたり』発行(1,500 total/4,500) |
2003(平成15)年9月 | ① 飛騨木工連合会ホームページ「歴史に見る飛騨の匠」の制作協力 ② 「左甚五郎」展開催 暮らしと家具の祭典併催(於/ビックアリーナ) ③ 茶道六流「飛騨の匠とお茶会」開催 同上展併催(於/重文・松本家) |
2004(平成16)年2月 | 京都視察取材 9月展の宗和・織部などの研究開始 14名参加:京都文化博物館、国立博物館、歴史資料館、真珠庵、龍源院、天寧寺、東寺、羅城門跡等々見学 |
2004年(平成16)5月 | 「金森宗和」展開催決定。宗和流第16世・長倉泰山氏に協力要請を行う。以後、縁の地などの取材訪問や飛騨・世界生活文化センター学芸員などの協力で推進 |
2004(平成16)年7月 | 宗和展への取材開始 富山(佐藤美術館)・金沢(高厳寺、石川県立美術館)・京都(金閣寺、仁和寺、光悦芸術村他)視察 8名参加 |
2004(平成16)年9月 | ① 「優麗の美-金森宗和-匠のこころ」展開催(於/飛騨・世界生活文化センター )期間入場者数/4,320名 ② 「暮らしと家具の祭典」開催 (会場を飛騨・世界生活文化センターとして初開催、以降定着する) |
2004(平成16)年10月 | 金森宗和対談取材/京都工芸繊維大学中村昌生名誉教授、野村美術館谷晃学芸部長の両氏(於/京都野村美術館 宗和展図録掲載用) 編集委員4名参加 |
2005(平成17)年3月 | 2004企画展図録 『優麗の美-金森宗和-匠のこころ』 発行 (初版2,000) |
2005(平成17)年4月 | 本年度より当学会発行 『新・飛騨の匠ものがたり』 が岐阜県立高山工業高校の副読本に採用決定 (暫定期間/以降10ヶ年間) |
2005(平成17)年6月 | 『優麗の美-金森宗和-匠のこころ』出版記念講演会開催 講師/谷晃先生 (於/地場産センター) 150名受講 講演後に講師を囲んでの記念パーティ開催 |
2005(平成17)年9月 | 再版 『優麗の美-金森宗和-匠のこころ』 発行 (1,000 total/3,000) |
2005(平成17)年10月 | ①視察研修会 竹中大工道具館・三木市立金物資料館・石山寺他 参加11名 ②修理を終えた飛騨東照宮本殿見学会 (彫刻/中川吉兵衛)元田五山氏の計らいで実施 |
2006(平成18)年3月 | 視察「修学院離宮&桂離宮他」 6名参加 |
2006(平成18)年9月 | ① 「時を超えて輝く-飛騨の匠-」展開催 (於/飛騨・世界生活文化センター) ② 講演会「飛騨の匠-そのワザと道具の軌跡」 講師八賀晋先生 (於/飛騨芸術堂) |
2007(平成19)年7月 | ① 「入神の技と心意気-飛騨の匠-」展開催 (於/飛騨・世界生活文化センター) ② 2007「16人の講師が飛騨の匠を語る」講演会開催 (於/飛騨・世界生活文化センター) 講師:桐谷忠夫、田中彰、小杉淑子、福井重治、早川万年、牛丸岳彦、竹ノ内信三、長瀬公昭、若田俊一、田中教恵、八賀晋、高原正夫、井口泉、吉本賢次、元田五山、渡邉晶 期間入場数/6,520名 |
2007(平成19)年8月 | 企画展 『入神の技と心意気-飛騨の匠』 目録発行 (2,000) |
2008(平成20)年7月 | ①講演会録 『16人の講師が飛騨の匠を語る』 発行 (600) ②2008「飛騨の匠市民講演会」 全3回シリーズ開催 7/5田中彰 8/2高橋宏之 9/6八賀晋 |
2008(平成20)年12月 | 京都方面視察取材(文化博物館、平安神宮など撮影取材)野尻・梶田2名 |
2009(平成21)年5月 | 『新・飛騨の匠ものがたりⅡ』 発行 (初版2,000) |
2009(平成21)年7月 | 文化講座 「飛騨の匠を語る」開催 (於/飛騨・世界生活文化センター) 講師:田中彰・早川万年・八賀晋・田辺征夫 |
2010(平成22)年3月 | ① 第一次匠街道調査(草津~奈良)(八賀・田中・野尻・梶田) ② 奈良文化財研究所・朱雀門のミュージアム飛騨への借用依頼(八賀・田中・野尻・梶田) |
2010(平成22)年4月 | 第二次匠街道現地調査(飛騨~不破の関) 田中・野尻・梶田 |
2010(平成22)年5月 | 都への道と高山観光マップ『飛騨の匠街道』企画発行(高山市観光課とタイアップ、2,000部) 奈良平城遷都1300年祭会場及び市内観光施設で配布 |
2010(平成22)年6月 | 平城遷都1300年祭イベント参加 (造都に活躍した飛騨の匠を紹介) |
2011(平成23)年3月 | 朱雀門模型 飛騨・世界生活文化センターミュージアムに展示 奈良文化財研究所より借用 |
2011(平成23)年6月 | ミュージアム飛騨に「飛騨の匠コーナー」 を新設してリニュアールオープン 奈良文化財研究所より平城期の瓦など発掘資料も借用、飛騨の古代(両面宿儺)から近世までの飛騨の匠を中心に紹介 |
2012(平成24)年3月 | (協)飛騨木工連合会 『飛騨の家具ものがたり』発行 (20,000) 上記の編纂と飛騨の匠の執筆への協力を行う |
2012(平成24)年6月 | (協)飛騨木工連合会ホームページリニューアル 飛騨の匠「歴史に見る飛騨の匠」コーナーの制作協力を行う |
2012(平成24)年10月 | 秋篠宮がミュージアム飛騨へ台臨(『飛騨の匠ものがたりⅠ・Ⅱ』謹呈) |
2013(平成25)年7月 | 飛騨の匠学会創立10周年を迎える |
2013(平成25)年8月 | 飛騨・世界生活文化センターミュージアム飛騨に「国府町・亀塚古墳出土品レプリカ」展示 (8/23~9/30) 全国的に極めて希少な甲冑等の複製品を「飛騨の家具フェスティバル(前年までの「暮らしと家具の祭典」イベント名称変更)」に飛騨の匠コーナーで紹介 期間中入場者/6,192名 |
2014(平成26)年11月 | 視察研修「五個荘~紫香楽~難波宮」 八賀晋先生以下12名参加 (19~20日) |
2015(平成27)年2月 | 研修視察「平城宮役所家具&大極澱玉座採寸~飛鳥寺」 9名参加 |
2015(平成27)年4月 | 研修視察「飛鳥資料館、山田寺遺跡等々」 4名参加 |
2015(平成27)年8月 | ① 「飛騨の匠-木を操る・木を彫る-」展開催 (8/22~9/27) (於/飛騨・世界生活文化センター) ② 「市民講座」開催 (於/飛騨・世界生活文化センター) 講師9名(早川万年、田中彰、石橋茂登、小川三夫、安達康重、津田和彦、元田五山、東勝廣、田中正流) 期間入場者数/13,310名 |
2015(平成27)年9月 | 同企画展『飛騨の匠-木を操る・木を彫る-』出品目録発行 (500) |
2016(平成28)年4月 | ① 「飛騨匠の技・こころ-木とともに、今に引き継ぐ1300年-」日本遺産認定 (4月25日) ② 3版『新・飛騨の匠ものがたり』発行 (1,000 total/5,500) |
2016(平成28)年8月 | ① 2015 『市民講座録』発行 (1,000) ② 都への道と高山観光マップ『飛騨の匠街道』発行 (一部改訂版・高山市タイアップ) |
2016(平成28)年9月 | 飛騨・世界生活文化センターミュージアム飛騨B1F・1F、匠展示・飛騨デザインコーナーの全面リニューアル受託 ミュージアム飛騨を愛称「飛騨の匠ミュージアム」とし新装オープン |
2017(平成29)年5月 | 『飛騨の匠ものがたりⅣ』 編集委員会発足 (委員8名) |
2017(平成29)年8月 | 飛騨・世界生活文化センター飛騨の匠ミュージアム展示企画受託、「今昔物語、飛騨の匠のからくりのお堂」展示 |
2018(平成30)年1月 | 匠学会員・梶田隆司氏ご逝去 |
2018(平成30)年2月 | 日本遺産フォーラム受託。取材、資料作成、担当7名 |
2018(平成30)年3月 | ① 第1回 日本遺産フォーラム「飛騨の匠はいいもんだ」 開催 受託事業 (講師8名: 奈良文化財研究所 石橋茂登先生、田中彰、牛丸岳彦、家始光義、金井桂男、野尻修二、本母雅博、三嶋信)(於/飛騨・世界生活文化センター) ②日本遺産フォーラム講師:奈良文化財研究所石橋茂登室長を囲んで情報交換会 高山市が子ども向け冊子発刊、配布「飛騨高山の日本遺産1300年ストーリー」 |
2018(平成30)年5月 | 岐阜女子大学のデジタルアーカイブ事業受託(担当4名) |
2018(平成30)年8月 | 『飛騨の匠ものがたりⅢ』発刊 ・ 記者会見 |
2018(平成30)年9月 | 「飛騨の匠ミュージアム文化講演会」 開催 受託事業(於/飛騨・世界生活文化センター) テーマ①正倉院校倉の謎 成瀬和正②東京芸術大学の高山校 田中彰 ③木製飛行機の後日談 本母雅博 |
2018(平成30)年12月 | 第2回 日本遺産フォーラム「飛騨の匠はいいもんだ」 開催 講師:金井桂男、野尻修二、森野敦、田中彰 (於/飛騨・世界生活文化センター) |
2019(令和1)年9月 | 『飛騨の匠ものがたりⅣ』発刊 ・ 記者会見 『ひだの匠ものがたりⅣ』出版パネル展(於/飛騨・世界生活文化センターミュージアム飛騨) 「飛騨の匠ミュージアム文化講演会」開催 受託事業(於/飛騨・世界生活文化センター) テーマ「中国の都城 長安」講師 奈良文化財研究所 石橋茂登先生、出版紹介 田中彰 『飛騨の匠ものがたりⅣ』贈呈事業開始 |
2019(令和1)年12月 | 日本遺産講演会「年輪から飛騨の匠を読み解く」共催(飛騨高山まちの博物館) 講師:川上舟晴、田中彰、奈良文化財研究所 水谷拓実先生 |
2020(令和2)年1月 | 岐阜女子大学デジタルアーカイブ事業へ協力 |
2020(令和2)年4月 | 世界生活文化センター飛騨の匠ミュージアム活性化提言を行う |
2020(令和2)年7月 | 「飛騨の匠ホームページ」制作委員会発足(飛騨木工連合会より受託/担当6名) |
2020(令和2)年9月 | 茂住青邨先生の揮毫を依頼 「飛騨匠」2点、「万葉集和歌」1点 |
2020(令和2)年10月 | 茂住青邨先生の揮毫展示(世界生活文化センターミュージアム飛騨) |
2020(令和2)年11月 | 「飛騨の匠ミュージアム文化講座」開催 受託事業(於/飛騨・世界生活文化センター) テーマ 「飛騨匠魂」 講師 田中彰 |
2021(令和3)年3月 | 「飛騨の匠ホームページ」制作完了 |
2021(令和3)年9月 |
飛騨・世界生活文化センター ミュージアム飛騨「現代の匠」コーナーリニューアル |
2021(令和3)年10月 |
飛騨匠絵葉書 発売 |
2021(令和3)年11月 |
飛騨の匠出前講座「飛騨の匠」 講師:野尻修二 聴講:鶉小学校生徒131名 |
2022(令和4)年7月 |
「飛騨版画 夏めく飛騨の山と風景 袖垣治彦展」開催 会期:7月30日~8月28日 |
2022(令和4)年7月 |
記念講演会「飛騨版画と袖垣治彦の業績」開催 講師:野尻修二(於:飛騨・世界生活文化センター) |